寝たきりになるなんで思いもしなかった、神さま微笑んでください。
ある日、わたしはどうしても仕事に行けなくなりました。
仕事が嫌いだったわけではなく、とにかく身体が動かない。
「神さま、わたしには仕事しかありません。
なんでひとつしかない生きがいを取り上げるのですか?」
実家に行って、近くの病院へ行きました。
医師「仕事はやめなさい、しばらく家で寝ていなさい」
ドクターストップというのは、カッコいい言葉だと思っていたけど、
こういうことだったと身にしみました。
よくテレビで、ドクターストップがかかっても、仕事を続ける、
というドラマを見たことがあるけど、
わたしの場合、仕事に出るのは無理でした。
とにかくほとんど動けなくなっていました。
とにかく寝ている、食事の他は。そんな日々が続きました。
社会から取り残されていくけど何もできませんでした。
今同じような立場にある人や、苦しい人はいらっしゃいますか?
こういう状況に遭遇してしまった人へ、今だから言えることがあるんです。
それは、身体が動かなくても、まだ頭が働いてくれているということは
ほんとうに感謝に値するということです。
ここでできることを列挙します。
1、今までにあった出来事、出会った人、役に立ってもらった物、生き物に
感謝ができます。
2、もし顔が動くとしたら、笑顔でいることができます。まわりに、笑っている顔の
ぬいぐるみなどがいるといいですね。
笑顔は健康にはとても良いそうですよ。
3、みんなの幸せを祈ることができます。
4、今の状況に感謝する。
聖書にこのような記述があります。
「いつも喜んでいなさい、絶えず祈りなさい、どんなことにも感謝しなさい」
これはパウロが信徒へ書いた手紙の記述です。
バカタレ!具合が悪いことに感謝できるかっ!と思うところではあります。
しかし、これを実践して、好転した例が数多くあるようなのです。
それはマーリン・キャロザースの書いた「讃美の力」という本の中に
詳しく書かれております。
著者のマーリン・キャロザースは、もともと信仰深いというわけでもなく、
合衆国の軍隊に所属し、ズルしてお金を稼ごうとしていたこともあったようです。
しかし、見えない力に導かれて、この真理「どんなことにも感謝する」ことを
説き始めるのです。
彼の前には、普段起こらないような奇跡が連続して起こります。
わたしは、これは作り話ではないと感じます。
いかがですか、今まで忙しくてできなかった感謝をたくさんしてみたら、
目の前がまた開けるかもしれません。
今日もお元気で、幸せでいてください。